Do not eat 話し

「食えない」話し。

藁枕

猫の布団は手製の藁。

ひとが使う枕のようなサイズがちょうどよい。

年中日当たりのよい倉庫で程よく乾燥され、田んぼの泥もつかずきれいなもの。

家庭菜園・花壇など土をさわるのは苦手、藁を使うことはなかった。

ずいぶん前にセッターを保護し、藁を寝床に敷いてみたらとても気持ち良さそうだった。

思い出して、猫の布団にした。

汚れたり湿ったら捨てるだけ、簡単・清潔。

側生地は絹、って、着物の胴裏や八掛を使ってみたらスベスベ・ツヤツヤで見た目が

豪華。

伏せっていたこなっちゃんに送ろうと用意したが、間に合わなかった。

配送センターに置いてあったので回収した。

間に合わなくてよかった、闘病はえらかった(苦しい の意)ものね。

何れ行く道、そうそう楽には始末とならないひとも動物も。念。

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新しくなるたびごとに

ブログを更新しようと思う。

パソコンの中を整理整頓しようと思う。

新しいって、5月のことなのに。

 

先日のエリアメールで思い出した。

初めての旅先、出雲で配信された緊急速報。

ホテルでの朝食時、あちこちで響いていた。

あゝこの地にも発電所があったのだ。再び訪れることはなかろう地の記念にと

残してみた。

 

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今朝、発射情報のエリアメールを受信することはなかったが、そんなエリアメールは

今後どうか発信されませんように。

近頃の天気

こちらは雨が降っておらず、土岐へ買い物に出かけた。

1時間余りで到着予定だったが、自動車道に乗ろうと思ったのが迷走の始まり。

インター入口で、土岐へは通行止めのエリアがあると分かり、ナビに習って県道をしばらく走り、そろそろ土岐かと思ったところでマサカの通行止め。

「途中が冠水です、土岐へは行けません」だって。

山際を走っているとき、ずいぶんと水が流れているなと思っていたのだが。

来た道をしばらく戻ったが、どうもナビが信じられない。

鋭くないカンを頼りに、土岐を目指して走っていたら

 

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こんなメールが届くし。

昨夜の雨がよほど激しかったのだろうか、まさかこんなに影響があるとは。

エリアメールを受信したからと、帰ることなく土岐に向かったが、平時の倍近く時間がかかった。

近くても天気はまったく違う。

遠方の方々に心配いただいたが、出かけた先はどえらい災害になっていた。

関東方面も激しい雨、被害がなきようにと願うしかない。

いろは順の学級名に「へ組」がない。町火消しにも「へ組」がないのは理由を説明する必要なしと新聞のコラムにあった。

何故「へ」が使われないのか分からないので調べたら、へと聞いて屁を連想するからだとか。想像力に欠けるのか、へ=屁、とは浮かばなかった。学級名や町火消しに馴染みがあってもへがないなど思いもしないだろう。年のせいではない、資質だなこれは。

村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

既にご存知の方が多いだろうが。公開予定は3月末までだから急いで読まなくては。毎日更新されているし。

老人と老犬。

若い時しか犬は飼えない、と思っている。

当に、を目にするこの頃。

パチンコ屋の駐車場で老人は腰掛け、柴の老犬は頭を垂れ立っている。

 

若かりし頃(若いといっても50はとうに過ぎているよう)は夫婦が交代で散歩をしており、犬は家に居る時間より散歩の時間が長いだろうと思われるほどだった。

柴は長命が多いので、散歩の夫婦を見かけるたびに元気で長生きできますようにと思っていた。

数年前から妻を見かけなくなった。

夫と犬は同じような老け方で散歩をしていが、散歩をしなくなったわたしはたまに車窓から見るくらいだった。

今年の暑い夏、夕方に車で買い物に出ると、まだ陽は高く路面も熱かろうにパチンコ屋の駐車場で見かけるようになった。

いつもじっとしている二人だが、先日は動いていた。

夫は自分の足の半分の歩幅で歩き、犬はヨチヨチと二歩動き止まるを繰り返す。

そこに見える自宅でも、今の夫と犬ではどれだけ時間がかかるのだろう。

途中、どちらかが倒れたらその後どうするのだろう、と他人事ではあるがてんこ盛り気になる。

 

年をとってからは犬は飼えない。

 

確保

忘れっぽいので置き忘れないよう注意していたつもりだったのに、とうとう置いてきてしまったスマホ。

 

飛騨にある猪臥山の山頂から望む景色は素晴らしく、車でほぼ頂上まで行けると聞いたので乗せて行ってもらった。出かけるときは「嵐を呼ぶ」と言われているわたしだが、天気予報通りで雨は降らなかったが遠くに望む冠雪の白山や北アルプス連峰などは雲隠れだった。iPhoneでビデオと、ひと回りして見晴らしの良さを撮ってみた。高山でランチやお茶をしていたらiPhone置き忘れ。警察の会計課から郵送できるが一週間から十日かかると言われ、さすがに一週間スマホがないのは困ると運転手はmiwachi、で一日置いてまた高山へ行った。出先では持ち物点検そして帰路につく、にせねば。無事確保。

 

猪臥山への車中で。台風を連れてくるなど雨降りのモトと言われるわたしだが、よしきちゃん@運転手はもっと強烈。この登山(?)前に仕事の現場先のおばあさんが亡くなったので翌日仕上げに励んだと言った。ん?以前に似たような話しを聞いたなぁ。「蔵の修復をしたときその宅のおばあさんが亡くなったよね」「そうだ!、かよちゃんが死んだとき、よしきちゃんが最後の客だった」。「よしきちゃんって死を呼ぶオトコ! 雨だの台風だの比べ物にならんよね、」。「この車で崖から落ちてmiwachiかわたしのどっちかが死ぬんやー」と話しは訳の分からない方向へ。

乗せてってもらったのにこの言い草。「死を呼ぶオトコ」パワーは消沈したようで無事で楽しめた一日。スマホは忘れたけれど。