Do not eat 話し

「食えない」話し。

うっかり

気がつかなければよかった。

 

数年前、エアバッグが開く事故で買って一年経たない車を廃車にした。

「自動車の抹消」は11月、その年の年末に「過誤納金等還付通知書」の葉書がきた(らしい、時が経ち覚えていない)が受け取っていなかった「¥11500」。

失くしてはいけないと何でも何処かへ片付ける、が、忘れてしまう。

整頓していたらその葉書が出てきた。日付は「平成18年12月27日」。

まだ受け取れるのか県自動車事務所に電話で確認した。

電話の向こうで「5年経過では消滅ですよね?」と職員が尋ねているようだったが、「お調べしましてお電話します。」とのこと。

葉書の注意事項を読むと、葉書の日付から1年経過後は銀行では受け取れない・還付金発生日から5年経過で消滅、と書いてある、小さな字で。

電話での返事はもちろん「5年経っていますので受け取れません」だった。

電話口の担当者に聞いてみた。

「受け取らなかった¥11500は?」

「県の歳入です」

「何に使われるの?」

「県に問い合わせないと詳細は分かりません」

担当者にとっては迷惑な話しだがアタリが悪かったと諦めていただき、

「税金は払わないと通信料がかかっても何度もきますよね? お金が戻ってくるよーって嬉しい知らせはそろそろ期限切れになりますよーって知らせはこないですよね?」

「はい、そういったお知らせはないです。何度も指折り数えましたが期限が切れてしまっています。あと少し早ければ。」

「機会があったら期限切れの知らせもするようお願いできますか? 一つの声として」

と電話終了。

こういった問い合わせはほぼ立腹、で終わるのだが対応のよろしい担当者だったなぁ、お金が戻らないのはがっかりだったけれど。

うっかりしているのだから仕様がないが5年を過ぎて出てくるって、どんな整頓してるの?

 

整理上手になれ、自分。